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2023年 10月 2日 この時期に伝えたい事
こんにちは、担任助手の楯石です。
今日は「この時期に伝えたいこと」というテーマでブログを書きます!
皆さん「初心忘るべからず」という言葉はもちろんご存知だと思います。
この言葉は、能学を大成させた世阿弥の言葉だとされています。
一般的には「何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならない」という意味で使いますが、原典にある意味では「なにかを始めたときの下手だった記憶や、そのときに味わったくやしい気持ちや恥ずかしさ、そこから今にいたるまでのたくさんの努力を忘れてはならない」となるそうです。
そして、今の自分も未熟であると自覚しなさいとも書いています。
私の卒業アルバムには「初心は忘れた方がいい」という日本史の先生が日頃言っていたメッセージが書いてあります。
最初はこの意味がよく分からなくて、「謙虚である必要はない、堂々としていなさい」くらいの意味に勝手に解釈していました。
後に「初心忘るべからず」の原典の方の意味を知ったことによって勝手な解釈が増えました。
模試の成績が伸びない、過去問の点数が変わらないなど皆さん色々な不安を抱えていると思います。
しかし皆さんは不安だろうが嫌だろうが日々前進しています。
「自分は頭が悪い、自分は未熟だなどと思わなくていい。自信を持ちなさい。」
そう言っているように聞こえる気もしてきました。
これからの季節、体調とメンタルが合否に直結してきます。そんなに難しく考える必要はありません。
ちゃんと頑張っている自分を認めながら走り続けて行きましょう。
応援しています!