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2023年 3月 25日 トップリーダーと学ぶワークショップ 〜漫画の未来と可能性〜
こんにちは!担任助手の阿部です。
本日はトップリーダーと学ぶワークショップがありました!
今回のテーマは「漫画の未来と可能性」、先生はなんと元少年ジャンプの編集長で、現在はコアミックスという会社の代表取締役社長の堀江信彦先生でした。
漫画を作り出す最前線にいる堀江先生からは様々なことを学んできたので、それを本日のブログのテーマにしたいと思います。
そもそも「漫画」というものについて
改めて、”漫画”と聞いて皆さんは第一に”娯楽”のイメージがあると思います。ただ、漫画を作ることはもちろん漫画を楽しむ、ということは人間にしかできないことです。今、AIが様々な分野で発展を見せていますが、漫画のストーリーの中で感動を生み出すのはAIにはなかなかできない芸当です。確かに漫画は娯楽です。しかし、社会に娯楽がいらないかと言われればそんなことは絶対にありませんし、その中に感動や面白さを見出すのは人間らしさそのものだと思います。
漫画の市場規模
まずは”漫画”について軽く経済面から。皆さんは普段、日本にいて漫画を目にすると思いますが、その漫画が世界でどれくらいの市場規模を持っていると思いますか?正直あまりイメージしずらいと思います。先に答えを言ってしまうと今回の先生が編集者を担当していた『北斗の拳』ではなんと全世界で総額約 3兆円です!僕は理工学部なのでそこまで経済に詳しくはありませんがそれでもすごい規模だ、というのは伝わります。日本に住んでいたら日常的にありふれたものが、ここまでの影響力を持っているのは驚きですよね。
漫画をつくるにあたって
さて、ここまで漫画についていろいろ書いてきましたが、その漫画を「つくる」のはどんな人たちだと思いますか?まずは漫画を描く漫画家がいます、とここまでは思いつきますが、実際漫画を「つくる」のは漫画家だけなのでしょうか?先生の会社においてその答えはNoです。まず、そこに編集者が加わり基本の2人組、さらに人によっては多くて5人で漫画を作るそうです。アイデアをみんなで考えたり、構成を組んだりと、漫画家は一人でペン握って黙々とやる、というわけではないそうです。そのため、漫画家と編集者はお互いをよく理解することが大事、とのことです。
また、漫画家が漫画を描くにあたって、その人の”個性”というものにフォーカスしたとき、その人に自由に書かせて成功する、ということはあまりなく、ほかの人が読んでみて面白いという面を磨くとおもしろくなるそうです。これに関して先生は漫画界だけでなく、社会にも言えるのではないかとおっしゃっていました。まず、人の個性は様々な要素があるため多面体ととらえたときに、その人の個性の多面体と与えられた役割を照らし合わせて、この役割のこの部分であれば個性が光るな、となればそこを磨けばその役割の中でその人らしさが出てくる。
僕はこの話を聞いて、改めて自分がやりたいことを考えたうえで、自分の光るところは何だろう?と考えるきっかけになりました。自分が社会で輝くには、まず自分を理解し、その中でほかの人に必要とされている面を磨くことを意識していきたいです。
このブログを読んでいる皆さんはどうでしょうか?どうか今一度自分の好きなこと得意なことは何なのか、逆に苦手なものや不得意なことは何なのか、そして更に、それをこれからどう活かせていけそうか、もう一度自分に問いかけてみてはいかがでしょうか?
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