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2024年 10月 23日 共通テスト同日体験受験について思うこと

こんばんは。藤井です。

全国統一テストが近づいてきて、ああ共通テストもすぐそこだな、と焦りを感じています。毎年の経験ですが、共通テストまでは本当にあっという間です。体感ですが、毎年この時期が一番早いです。受験生にとっては本番が、高校2年生、1年生の人にとっても重要な共通テスト同日体験受験も同時に近づいてきます。

1週間程前ですが、その共通テスト同日体験受験について、すごくはっとしたことがあったので、今日はそれを皆さんに伝えようと思います。

 

それは、すごく当たり前ですが、共通テストの合格点は、絶対に超える必要がある、ということです。超えたらいいなとかではなく、超えないといけないということです。これを2つの理由から話していきますね。

1つ目は、東進生おなじみ翌年の合格率です。大学群にもよりますが、それぞれ一定の点数を境に合格率が大きく変化します。例えば、東大文系だと7割を切った時点で翌年の合格率は10%を切る、というデータが出ています。

得点率70%の高さを考えると、ぞっとするようなデータですね。とはいえ、ここまで勉強してきているのに、翌年10%も受からない戦いに身を投じていいのでしょうか。90%うまくいかない戦いをさせるのは、私たちとしてもやってはいけないし、今高校2年生の皆さんも自分で避けなければならない事態だと思います。

もうスタートダッシュを切って、新学年になっている皆さんは特に、できるツールは沢山あると思います。高速基礎マスターひとつとっても、英数以外もありますよね。これらをしっかりやり切って、同日を迎えてください。

2つ目は、共通テストはなんだかんだいっても基礎である、ということです。新高校3年生のカリキュラムだと、春以降は志望校レベルの講座(つまり共通テストレベル以上)のものに突入するような合格設計図を作っていると思います。

でもそれは、基礎が固まっていなければ習得できません。意味がわからないままやっても伸びないと思います。それを理解できる水準になっているかはかるものが同日体験受験です。ここに照準を合わせて基礎を完成させることで、志望校レベルの授業に入ることができる学力が育つのです。これを聞いて、確かにこれ超えてないと次の勉強には入れないよな、と更なる危機感を感じてきました。

この2つで、同日体験受験にこだわるべき理由がわかったでしょうか。目標点は絶対超える、その思いを持ってやってください。まずは全国統一高校生テストですね。いきなり同日を見据えるのではなく、目先の模試に向けて今からできることを着実にできるようになりましょう。