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2025年 1月 10日 大学受験はゴールではない
こんにちは!担任助手の新畑遙大です。本日は「大学受験はゴールではない」ということについてお話させていただきます。
「大学受験はゴールではない」なんてことを、今必死で勉強している皆さんにお伝えするのは少々不思議な感じもしますが大切だと思うのでお話させていただきます。
今回は実質的な部分と精神的な部分に分けて説明していこうと思います。
まずは実質的な部分に関して。
当然、ゴールな訳では無いですよね。ですが勘違いしている人が多すぎます。学歴が手に入れば人生が安泰だと考える人が。
はっきり言ってそんな味気ない世の中なはずないです。それに、個人を判断する時に、唯一社会から見られるのが「学力」なわけが無いです。
「学歴」だけを備えたリーダーに誰がついて行きたいと思いますか?「学歴」だけを備えた仲間を誰が欲しがると思いますか?
今日、独善的なリーダーが増えてきています。その為に社会、世界の不確実性が増していっていると言っても過言ではありません。
そんななかで求められるのは自分も勝って周りも勝たせることの出来る、そんな人間力にあふれたリーダーです。
大学時代、勉強にしろ、課外活動にしろ、何を得てどういう人に成るのかが最も大切に違いありません。
次に精神的な部分に関して。
皆さんは「燃え尽き症候群」という言葉を聞いたことがありますか?大学受験を人生のゴールとして定め、走りきったが故にその後失速してしまい、生きる目的すらも失ってしまうというものです。
これは確かに大学受験という目標にそれほどまでに本気で向き合えるその意思に関して、とても目を見張るものがあります。ですが皆さんにはそうなって欲しくないです。
なぜならそうなってしまっては大学に行く意味を見失っているのと相違ないからです。とてももったいないからです。
そうなってしまう前に今一度原点に帰って、なぜその大学を選び、志したのかを思い出してください。そうなることを避けられるはずです。
陸上においては、ゴールぴったりを目指す人より、さらに先を目指しゴールする人の方が結果的にゴールを早く通過することができます。それはゴールを最大速度で通過することができるからです。
皆さんももっとずっと先に叶えたい志を見すえながら大学受験を通過して行ってください。
長くなりましたが志を持ち、ここまで励んで来られた皆さんなら大丈夫です。最後まで目的を見失うことなく全力で走り抜けましょう。