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2024年 7月 17日 過去問を解く意義

こんにちは!

担任助手1年の原田晃吉です!!
受験生の皆さん!
過去問演習に取り組んでいますか?
6月にインプット学習を終えた皆さんはこの夏、共通テスト、二次私大の過去問それぞれ10年分を解くと思います。
ですが、何のために過去問を解くのでしょうか?
過去問を解く意義とは何なのでしょうか?
これを理解しないと過去問演習の効果は半減してしまうと思います。
この夏の過去問演習を秋以降最大限活かすために今日は「過去問を解く意義」について書いていこうと思います。

大学受験における過去問を解く意義は多岐にわたります。

まず、過去問を解くことで出題傾向を把握することができます。
大学ごとに出題の形式や傾向は異なり、頻出の問題やテーマを把握することで効率的な学習が可能となります。
例えば、ある大学では文法問題が多く出題される一方で、別の大学では長文読解が中心になることもあります。
また、共通テストのように解く速さが求められる試験では共通テスト慣れをしていないと解けない、解き終わらないということがしばしばあります。
このように、過去問を通じてその大学や共通テスト特有の出題傾向を理解することが、対策を立てるうえで非常に重要です。

また、過去問を解くことで試験時間内にどのように問題を解くか、時間配分や解答の順序などを実際の試験形式で練習することができ、本番に対しての作戦を立てること出来ます。
特に、制限時間内にどこで点を取り、どこを捨てるのか判断する訓練を積むことは、時間管理能力の向上に直結します。

そして、過去問の解説をしっかりと理解することも重要です。
解説を通じて、なぜその解答が正解なのか、どのようなアプローチが求められているのかを学ぶことで、似たような問題が出題された際に応用力を発揮し、解くことができます。
特に、数学や物理といった理系科目では、解法のパターンや考え方を身につけることが得点力向上に直結します。

また、過去問を解くことでモチベーションの維持にも繋がります。

実際の問題を解くことで、志望校との距離を実感できて、また現状で解ける問題があることが自信に繋がり、勉強への意欲が高まると思います。

最後に、過去問を通じてその大学の出題意図や求める学生像を理解することも大切です。
大学ごとに異なる出題の背景には、大学が重視する学力やスキルが反映されています。
そのため、過去問を通じてその大学が何を求めているのかを知り、自分がそのニーズに合った対策を立てることが、合格への近道となります。

以上のように、大学受験における過去問を解く意義は非常に大きく、効果的な受験対策の一環として欠かせないものです!
過去問を活用することで、効率的な学習と確実な実力向上を図り、志望校合格に向けて頑張っていきましょう!!