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2024年 6月 17日 過去問演習の進め方
皆さん、こんにちは!
担任助手1年の原田晃吉です!!
今回は過去問演習の進め方と、予習・演習・復習のサイクルの重要性についてお話しします。
東進では、8月末までに共通テスト、二次私大それぞれで過去問10年分を解きます。
夏季に過去問10年分を解くことは、早い時期に傾向を知って共通テストや志望校に向けた対策が出来る点、合格へ向けて自分に何が足りていないかを早めに知れるという点でとても大きな意味を持っています。
しかし、ただ過去問を解くだけでは効果は半減してしまいます。
ここでは、効果的な過去問演習の進め方と、その際に重要なサイクルについて話したいと思います!
まず、過去問演習を始める前に「予習」をしましょう。
予習の目的は、出題傾向や出題範囲を理解し、未知の問題に対して構えを持つことです。
6月末までに受講を修了し、インプット学習をやってきたと思います。
過去問を解く前に、受講で学んだことを教材を使って見直す、参考書を用いて関連する範囲を復習し、基本的な知識を再確認することが大切です。
予習を怠ると、過去問を解く際に今まで学んだことをそのまま発揮することが出来ず、効果的な過去問演習に繋がりません。
次に「演習」です。演習では、時間を計りながら実際の試験と同じ形式で過去問を解きます。
演習は兎に角集中して、自分の出せる限りの力で取り組むことがまず大切なことです。
そして、演習後は自己採点を行う前に、どの問題が難しかったか、どこでつまずいたかを記録しておくことがポイントです。
これにより、自分の弱点を明確にし、次のステップである復習に役立てることができます。
最後に「復習」です。3つの過程のうち最も大事な部分です。
復習の目的は、間違えた問題や曖昧だった問題を徹底的に理解し、次回同じ問題に出会ったときに確実に解けるようにすることです。
解答解説をしっかりと読み、解説講座も利用しながらなぜ間違えたのか、どのように解けばよかったのかを確認します。
間違えた問題は教科ごとにノートにまとめ、数学だったら解法をざっくりと書いて理解する、歴史だったら関連知識や背景知識などを同時に書いて覚えるようにしましょう。
志望校では頻出分野があるため、このノートを作ることは問題の傾向を把握するために非常に大きな効果を持ちます。
復習ノートは模試前、過去問演習前など定期的に見直す習慣をつけましょう。
予習、演習、復習のサイクルを繰り返すことで、知識の定着と問題解決能力、共通テストや志望校の傾向への理解の向上が図れます。
また、このサイクルを実行することで、自分の学習状況を客観的に把握し、効率的な学習計画を立てることができます。
最後に、過去問演習を通じて自分の成績を上げるためには、継続して取り組むことが不可欠です
。最初は時間がかかるかもしれませんが、予習、演習、復習を徹底することで、次第にスムーズに進められるようになります。
そして、このサイクルを繰り返すことで、確実に学力が向上し、合格に繋がると思います!!
皆さんも、ぜひこの方法を試してみてください。着実に力をつけ、志望校合格を目指して頑張りましょう!!