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2020年 8月 27日 《鈴木流》過去問の分析の仕方
今日は、私が受験生の時に行っていた、過去問の分析の仕方についてお話しします。
過去問は、ただ解くだけでは全く意味がありません。
細かく分析して、それを次の年の過去問を解く時に活かすことが大切です。
では具体的にどのように分析していたかをお話しします。
私は、分析する際に、勉強面と精神面の、二つの側面から分析するようにしていました。
勉強面
① 間違えた問題ごとに、どうして間違えたのか、自分がどのように考えてその答えにしたのかを考え、それをメモする。
② 問題ごとのメモをもとに、それを総合して、自分の思考の癖を考える。自分がどのように問題を解き、そして間違えるのかを考えて、まとめる。
③ 解説と照らし合わせて、解説のやり方で自分がその問題を解くためにはどうしたら良いかを考え、メモする。
精神面
① 集中力を持続するためにはどうしたら良いかを考え、工夫する。
自分がどんな時に集中力が途切れ、それを取り戻すためにはどうしたらいいのかを考える。
② どんな精神状態の時にミスしやすくなるのかを考えて、メモする。
③ 緊張を、どうしたら改善できるのかも考えよう。
とにかく、考えることがとても大切です。考えて考えて、自分のことをよく知りましょう。そして、自分をコントロールできるようにしましょう。
私は、分析したら、それを一つのノートにまとめて、過去問を解き始める前に読んでから解き始めていました。
いくら分析してもそれを実践できなければ意味のないものになってしまいます。
過去問を解く時には、本番のような緊張状態で解く必要があります。
試験本番に急に緊張してしまうのを防ぐためです。
練習は本番のように、本番は練習のように です!!
過去問は、やればやるほど、出来るようになります。
最初は、思うように点数が取れずに落ち込むことがあるかもしれませんが、
自分を信じて頑張りましょう!!