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2024年 4月 21日 大学で学んでいること

こんにちは。担任助手3年になりました、本山です。

 

 

ずいぶん暖かくなってきましたね。

学年がかわり、新しい生活に慣れてきたころでしょうか。

 

私は教養学部から法学部に進学し、キャンパスが変わると同時に、授業は民法、刑法、商法と法律科目ばかりになり、おそらくみなさん以上に新学年を実感していると思います。

 

 

今日のブログのテーマは「大学で学んでいること」です。

まだ法律については語ることができるほど詳しくないので、教養学部で受けていて印象に残っている授業を紹介します。

 

 

今日紹介するのは、「情報システム基礎」という授業です。

これは、人間の特性などを再現することで人間の生活を便利にするロボット、AI、VRなどを最先端で研究している教授による講義です。

 

法律を学びたいのになぜ工学?と思った方もいると思います。私もはじめはそう思っていました。

 

教養学部では、分野を絞らずさまざまな授業を受けることができ、法律を学びたかった私もこのような理系科目の授業もとることができました。

 

 

この授業では、研究内容の紹介をきいた後、その研究に関連する他の分野について考える時間があります。

そこで私は、自分が学びたいと思っていた法律との関係を考えました。

 

技術が高度に発展し、生活が大きく変われば、それに伴って規制のあり方も変化するのではないかと思いました。

 

そして、現在の日本のように文系と理系が分かれ、工学部などで専門技術に詳しいが法律に詳しくない人が、また法学部で法律に詳しいが最先端の技術に精通していない人が育成されるだけでは、技術の発展に法律が追いつけないのではないかと感じました。

 

 

他方で、法律の授業を受けている中で、法学部を卒業して裁判官になったとしても、特許に関する裁判などを任されれば、いくら法律に詳しくても、それについて最低限の知識がなければ議論にならないというお話をききました。

 

 

このような経験から、私は興味のある学問について専攻するだけでなく、教養学部でさまざまな分野の授業を受ける意味を少し理解できた気がします。

 

 

みなさんの中にも志望学部で悩んでいる方は多いと思います。

法律だから法学部、という単純な例ばかりではないと思います。やりたいことに近い学部がわからない人もいると思います。

 

無理に早く決めよう、絞ろうとしすぎなくても良いと思います。

法律とロボットのような一見離れている分野が、密接に関連しているというようなこともたくさんあると思います。

 

 

ぜひ、高校生の間も、大学生になってからも、さまざまな分野に目を向けてみてください。

 

明日のブログは村田が書きます。

是非読んでください!