志をもつ、とは? | 東進ハイスクール 池袋校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 6月 14日 志をもつ、とは?

 

みなさんこんにちは!

◆はじめに

久しぶりのブログです!
今日は、について書かせていただきます!!

東進ハイスクールでは、成績を伸ばす・合格させる指導、いわゆる教務指導に加えて、志指導も行っています。志を指導するというのは、「生徒の志を一緒に探し、深めることで、自分で将来をデザインしていける生徒に育てる」ということだと思います。

◆”志”とは?大学受験との関係は?

“志”という単語が抽象的ですよね。。私は、志とは自分が将来どうありたいか、どのように社会・世界に貢献したいかだと思っています。「何になりたいか・何の職業に就きたいか(:夢)」ではありません。今ある職業は、5年後、10年後、20年後にはおそらくどんどん新しい職業と入れ替わっているからです。その上で、周りに貢献できる方が生き甲斐もあるだろうし、お互いに高いレベルで貢献し合って暮らせることこそ、人間だからできることだと思います。そのように生きていきたくないですか?
そして、”志”は受験勉強と密接に関わっています。なぜなら、どの大学に進学するかというのは自分の将来の方向性を大きく左右するからです。
高校生までは、学校によって学ぶ内容は大きくは変わりません。高校までは学習指導要領によって、大まかに統一されているからです。しかし、大学生になると、同じ大学・学部・学科だとしても学ぶ内容が大きく異なります。高校までで人格・性格の大部分が形成されたあとに、自分の進む方向に合わせて、大学で具体的な内容を学ぶ・研究するものだと私は考えています。どの大学に入るかを高校生までで決めないといけない以上、自分の将来は大学生になってから考え始めるのでは遅いのです。自分の将来のビジョンを踏まえた上で志望大学を考えたいですよね。

みなさん、なんとなくの気持ちで志望大学を決めていませんか? その志望大学を卒業した先のやりたいことは見えていますか?
なんとなく志望校を決めて大学に入ったとしても、その大学でやりたいことが学べない・どの授業にも興味が全く湧かないようだと、第一志望校に受かっていようが結果的にはその大学受験は失敗だと思います。東大に受かっていようがです。そもそも、志望校を適当に決めるような人は、過酷な勉強に耐えられず第一志望校には受かることは経験上めったにありません。

◆全ての大学受験生へ・私の担当生徒へ

このブログを読んでいる私の担当の受験生のみなさん、
「私はこういう志があって、そのために大学でこういうことを学びたいから、この大学を目指して今全力で努力している」と言えますか? みなさんには確固とした志がありますか?
私にはあります。「後の世代に地球を繋ぐこと」が私の志です。自分たちよりも後の世代の人々が、安心して生活を送れるようにすることです。なので、「今の生活をより便利にすること」にはそこまで興味はありません。ここでは長々とは書きませんが、自分の志の実現のために今は大学で学んでいます。主に科学技術の観点から、将来この問題に真正面から向き合っていきたいと考えています。もちろん科学の力だけで解決はできませんが、自分が特に関心のある、電気工学や情報科学をもっと深めていけたらなと思います。

このブログを読んでいる私の担当の高2生以下のみなさん、”志”から目を背けてはいませんか?東進ハイスクールでは、みなさんの志についての心の琴線に触れ得るイベント・セミナー・ワークショップを高頻度で開催しています。たとえそこで登壇される先生の専門分野が自分の将来進みたい分野と全く違ったとしても、その人の生き方を吸収し、自分の人間としての幅を大いに広げてきてください。一つの出来事によって、もともとなかった志が固まるようなことは絶対にありません。大事なのは自分の志について考え続けることです。志にゴールはありません。受講もする、基礎も徹底的に固める、自分の志について常に主体的に考え続ける。そんな高2・高1になってほしいと思いながら、今後も生徒と接していきます。

◆さいごに
“志”。一見、なにいってるのか分からないですよね。しかし、「点数が高い・低い」ことよりも、よっぽど大事なことなのではないでしょうか?
ここまで読んで下さった方なら、私の言いたいことが少しはわかってくれると思っています。
それでは!