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2024年 9月 18日 単元ジャンル演習の進め方
みなさんこんにちは!
東進ハイスクール担任助手1年の原田晃吉です!
今回は「単元ジャンル別演習の進め方」について僕がやっていたことを話したいと思います!
単元ジャンル別演習に取り組み始めてから3週間近く経ちましたが、進捗はどうでしょうか?
1日に大体何問出来るな、など自分のペースを把握し始めた人もいるのではないでしょうか?
とはいえ、まだ始めたばかりで毎日解けなくてつらい、悔しい、焦りを感じる、これが入試まで続くのかと絶望感を抱いている人もいるのではないでしょうか??
そういう人にお伝えします!
出来ないことへの焦り、心配は要りません。
当たり前なんです!
苦手なところだけを抽出されて出題されているのですから、最初は出来なくていいんです。
そして、むしろこれはチャンスです!!
特に今、模試の判定でD、E判定を取っている人、逆転合格を本気で実現したい人、聞いてください。
単元ジャンル別演習は唯一最短距離で合格まで向かえる演習です。
受験において1番合格に近づくことは苦手を無くすことです。
得意を作るよりも苦手を無くすことが大切です。
その点において単元ジャンル別演習の右に出るものなどありません。
だから入試までまだ時間がある今、入試本番で解けないものを一つでも多くなくせるのだとポジティブに捉えて取り組んでいきましょう!!
ですが、出来ないこと、苦手なことを出来るようにするのは簡単なことではありません。
もちろん、精神的に負荷が掛かります。
ここの負荷をいかに嫌がらず受け止めて乗り越えられるかが大事です。
問題が解けなかった時、その問題の内容をしっかり理解する努力をしなければなりません。
解説を読んで納得して出来た気になることが1番危険です。
模試や試験本番で出た時に同じ傾向の問題が出て出来なくて後悔することになりかねません。
そして、僕がこだわってやっていたのはこの直しの部分です。
解説を読んで理解した後、数学だったらポイントをノートなどに書き出す、英語長文だったら問題に関連する段落を何度も音読する、世界史だったら教科書に知らなかった情報を書き込んだり、書いてあったけど今まで注目していなかったならマーカーを引いたのち、流れを声に出した説明することをやっていました。
意識していたことは解説でインプットしたことを絶対にインプットしたままにしないこと、アウトプットして確実に出来るようにして、次出た時に得点源となるようにすることです。
ここをいかに真面目に徹底して出来るかがこの秋、冬の伸びの差になってきます。
ただ問題を解いて、なんとなく直して出来たつもりになっているとそれこそ“こなしているだけ“になってしまいます。「やっているのにあまり伸びない」を生み出す要因になってしまいます。ここから合格を掴み取りに行くなら、この1問1問の“質“にこだわってやっていきましょう。大事なのは、問題が解けなかったその後です。
また一つ一つ丁寧に直しているのはいいものの一日に7.8問しか解いておらず、量を全然積めていないという人も見かけます。
ここに関して厳しく言うなら、志望校に受かりたいという本気度が足りていないと思います。
数学を解くなら1日12〜15問、それ以外なら1日30〜40問解くべきです。
圧倒的に量を積むことが大事なのは夏と同様、秋以降も変わりません。
そのためにまず勉強時間を多く確保しましょう。
仕上げ特訓講座も並行して進めるためには尚更です。
1日に4,5時間しか勉強時間を確保出来ていないのなら危機感を持ちましょう!!
また、直しの質を追い求めることはテキパキ直しをすることも含まれます。
ダラダラ直して時間を掛けていることは質を追い求めることとは違います。
1問1問、自分の中で最大限に速く丁寧に直していくことが求められます。
そのために集中力がもの凄く大事です。
9月モチベーションが下がってきて集中が続かなくて自信がない人もいると思います。
ですが、夏頑張ってきた皆さんならやれます。大丈夫です。
もう一度、ギアを上げて集中して頑張っていきましょう!!